Posted in 小児科医のツブヤキ

下京区在住・小児科勤務医のつぶやき

下京区の現状

地元の京都府立医大を15年前に卒業して 、
地方大学の総合病院勤務を8年してから地元にに帰ってきた小児科医として、
病院勤務しています。

京都は盆地であることから 夏は異常に暑く、逆に冬の冷え込みは尋常では有りません。
そのことは地方勤務して京都に帰ってきてから痛切に感じました。

子供のころから 京都の気候には慣れているはずなのに 南の方の大学だったせいか
京都に戻ってから 何度も風邪をひいてしまうことがありました。

また ひのきが どっさり植わっているので 花粉を吸わずには暮らせない地区でもあります。
そういう意味で小児科勤務していると小さいのに 花粉症をは省している子供が沢山います。

花粉症

花粉症はアレルギ-体質があるとてきめんに発症するのですが、
それにしても他県に比べると 発症年齢が若すぎると思います。

学会での報告では 親の代から京都に住んでいると
親の体質が確実に子供に引き継がれることもあり、
どうしても体内に蓄積されるのが 早くなるようです。

この報告は学会で多くの支持を得たわけではありませんが、
京都の小児科医の医師たちは 体感として そうだなあと思っています。

まあ逆にその分、親子で花粉に対する対策も行き届いているような気がします。

小学校に集団検診の応援で出かけると それを強く感じます。
マスクの着用率が他県と比べて 全然違います。
学会等で大阪に出ることは良くあります。

その時にJR東海道本線で 山科、京都、山崎、高槻、吹田、
大阪と 西に進みますが各停の普通列車に乗るとそれが良くわかります。

やはり京都駅とその周辺の駅の子供たちはきっちりマスクをしている子どもたちが多いですし、
吹田当たりに来ると マスクをしている子どもたちは皆無です。

戦後の材木市場施策として 十分な先読みをせずに
植樹したつけが確実に 具現化しています。

何らかの策をするべきことを痛感します。

また冒頭で言いましたが気温の変化の幅が 大きいので
特に夏場、熱中症にかかる子供たちが 2010年ころから増えてきたでしょう。

まあ これは全国的にも同じことが言えるのかもしれませんが・・
それと小児科は あまり人気がありません。

あの鳴り物入りで始めた研修医制度、行きたい地区、
行きたい科を学生たちに任せて2年間学ぶという新しいシステムが始められて少し時間が立ちました。

小児科はその流れの中で人気がありません。
外科医、小児科医は 他に比べて緊急度がたかく、
その分医療への責任も高くなります。

それは卒業したばかりの学生にとっては厳しいというのは良く理解できるのですが・・
その結果として 地方医療の崩壊と 言われるような事が起きています。

田舎の方には若い医師たちは行かない、医師が集まらないという現象が起きているのです。
そういう意味で京都は 京都大学医学部、京都府立医大と冠たる 大学があり
むしろ地方から学生たちが集まってくる立ち位置に有ります。

私の勤務する総合病院でも 地方出身の若い医師がたくさん集まっています。
これは これで素晴らしいことではあるのですが
日本全体の医療を考えたときに本当にこれでいいのかなあと感じるこの頃です。