Posted in 小児科医のツブヤキ

京都の下京区に住んでいる小児科の医師のひとりごと

赤ちゃん

自分は京都の下京区に住んでいる小児科の医師です。
毎日、可愛らしい赤ちゃんの病気を診ています。
赤ちゃんはしゃべれない分、大変診察が難しいと感じています。

お腹が痛い、喉が痛い、背中が痛い、気持ちが悪いなど、
赤ちゃんは言葉で伝えることができないのです。

ですから、赤ちゃんの診察は大変難しく、慎重に行わなければなりません。
そして、お母さんの話もきちんと聞くことが重要になります。

ぐったりしている、鼻水が止まらない、咳き込んでいて苦しそうなど、
赤ちゃんが話せない分、お母さんに話してもらわなければならないからです。

そして、お母さんの話を聞くことによって、お母さんの不安を取り除くことも重要です。
お母さんが不安になっておろおろとしてしまうと、赤ちゃんにとって良いことは何一つありません。
できることなら、お母さんには、赤ちゃんの病気が治るまで、暖かく見守っていてほしいのです。

ですから、自分は、赤ちゃんの診察をしながら、お母さんの診察をするという意気込みで病院に勤務しています。
また、赤ちゃんの病気の治療は、大人とは異なり、大変繊細です。
赤ちゃんは身体が小さい分、様々な身体のパーツも小さくなっています。

呼吸器官は細いので、大人ならちょっと喉が痛い程度の風邪であっても、呼吸困難を起こすことがあります。
また、注射1つとっても大変です。
赤ちゃんの血管は大変細いので、大人に注射するのとは異なり、手先の器用さが求められます。
大人にする注射と同様に考えていると、赤ちゃんの血管に針は入りません。

ですから、赤ちゃんの病気の治療は大変神経を使います。
さらに、赤ちゃんには赤ちゃん特有の病気があります。
大人では罹らない病気に、赤ちゃんはかかるのです。

特有の病気

よくお母さんに聞き返されますが、赤ちゃん特有の病気というのは様々あり、
大人が聞いたことも無い病気の名前もあるのです。

ですから小児科医は、病気に詳しいだけではダメで、
赤ちゃんの病気に詳しいというレベルが必要になります。
もう、日々、勉強です。

そして、経験を積むしかないのだろうと思っています。
自分は赤ちゃんが可愛くて、大好きです。
だから、赤ちゃんが回復して元気になると、嬉しくなります。
そして、お母さんが笑顔になると、心の底からほっとします。

こんな経験は、小児科医にしかできないのではないでしょうか。
自分は、小児科医になって良かったと思います。
大人を診る医師も良いのですが、赤ちゃん特有の臭いをかぐと安心します。
そして、赤ちゃんが笑うと、意味もなく自分も笑ってしまいます。

自分は、今日も、明日もあさっても、病気の赤ちゃんを診て、そして、笑顔に救われるでしょう。
赤ちゃんは小さい身体で病気と闘い、そして自分は、その闘いに勝てるようにサポートします。

そして、勝たせます。
それが自分の仕事です。
これから医師を目指そうと考えている方は、
ぜひ、赤ちゃんに囲まれる生活を想像してみてください。

そして、そこで毎日笑顔で仕事ができそうだと考えたら、
ぜひ、小児科医を目指してみてください。