Posted in 小児科医のツブヤキ

京都市下京区の小児科勤務医の日常は

生活がある人たちもいる

京都市下京区は、京都駅を含むエリアになるため、
比較的大きなビルや商業施設がたくさんある地域になります。
そのため、いくつかの大きな総合病院も点在し、小児科医は総合病院で勤務するか、
あるいは個人経営の医院やクリニックで、小児科を標榜し、診察することになります。

下京区に在住していると、こうした繁華街にほど近いところで生活している人がいるということを、
なんとなく忘れてしまいがちになりますが、昔からその地域に住んでいる人も数多くいますので、
商業施設を含めた新しく開発された商業都市と、
古くから人が住んできた居住地区とに分かれると言っていいのかもしれません。

商業施設があっても、そこでの毎日の生活がある人が確かに存在して、
小児科医は子供たちとその親たちに必要とされています。
駅前は人が大勢集まることから、医療機関も集まりやすいと考えられます。

昨今、少なくなってきた小児科ですが、京都市下京区について言えば、
総合病院による小児科をはじめ、個人開業医による小児科は、比較的多いと思います。

まずはかかりつけ医となる個人経営の医師に診察してもらい、
もっと精密な検査を要する状態であるとか、さらに高度な治療が必要といった場合、
総合病院へ回されてくるという仕組みになっています。

かかりつけの医師

現在、京都においては、まずはかかりつけ医にかかってもらう、
そしてそこでは対処できない症状の場合は紹介状を作ってもらい、
より高度な医療を受けられる態勢が整った病院に行ってもらうというスタイルを取っています。

それにより、軽度の症状で大きな病院に来て、診察を受ける患者さんを減らせ、
より複雑で高度な治療を受ける必要がある患者さんを、素早く処置できることになるからです。

現在は、小児科だけでなく、内科や外科、整形外科といった診療科でも、
そういった仕組みでやっていますから、不足しがちで負担がかかりがちな小児科医も、
比較的仕事がしやすくなったのではないかと思います。

とはいうものの、個人の開業医は夜間は休診していますから、
どうしても夜中に子供の具合が悪くなったというような場合には、
大きな病院の夜間診療や、救急受付で対応するほかないと思います。

とかく子供は急に具合が悪くなりがちです。
しかも、たいていは夜間に具合を悪くしますから、
大きな病院で常に小児科医の夜勤を用意しておくことは、
なかなかむずかしいと思います。

その点で言っても、下京区ならまだ比較的、総合病院の数は多いといえ、
子供を持つ親としては、このエリアに住んでいることで、
子供の突発的な病気を診てもらえるという安心感はあるのではないかと思います。

その期待に応えるためにも、下京区在住者が下京区の病院に勤めることは、
非常に勤務も楽になり、合理性が高くなり、さまざまな面でのメリットがあると思われます。

そうした地元者である医師を採用することが、
小児科の医師不足を多少なりとも解消、
あるいは緩和できるのではないかと思われます。