Posted in 小児科医のツブヤキ

京都市下京区在住小児科勤務医のブログ

待ち時間

京都市は下京区に在住している小児科勤務医のブログに興味を持っていただけるのは、
おそらく小さなお子さんをお持ちのお父さん、お母さんだと思います。

あるいは、最近では子供をおじいさん、
おばあさんに預けて両親ともに働いているというお宅が増えましたから、
おじいさん、おばあさんが見てくださるかもしれません。

京都市下京区は商業施設が多く、また、文化財も多いことから、
どうしても京都においては観光名所といった雰囲気の地域になります。

そのような特性があることから、観光に訪れる人も多いですし、
仕事で近隣の他府県からやってくる人も多くなります。

そのため、医療機関もともすれば大きなところが多くなりがちで、
小さな子供にとっては待ち時間が長くなり、診察を受けるのも大変だと思われます。
子供にとって待ち時間はなんとも退屈なものですし、具合の悪い時ならなおさらです。

個人で開業

そんなとき、京都市下京区に住んでいる方々のために役立つ小児科医になりたいと思うなら、
個人で開業し、小児科医をやるのも一つの方法だと思います。
近年、小児科医になりたがらない医師が増えました。

その理由は、産婦人科に共通するものがあり、
夜中に具合が悪くなった患者に起こされるからとか、
急に呼び出されるからというものです。

確かに、病院勤務の場合は、緊急で呼び出されることもあるでしょう。
当直もあるでしょうし、仮眠を取っていても、急患が入ればたたき起こされることになります。

個人で医院を経営しても、そこに自宅があれば、
患者さんはわらをもすがる思いで家の方まで押し掛けてくるかもしれません。

下京区のように商業施設が多く、
大きな病院ではなかなか診てもらうのに時間がかかるとなれば、
個人開業医に駆け込んでくる患者さんが少なくないと思います。

特に親は子供のこととなると必死ですから、
その点を小児科医は理解する必要があります。

ただ、病院の小児科勤務となれば、夜中にたたき起こされても、
睡眠時間を奪われても、交代の医師が来てくれるまで頑張ればいいという点で、救いがあります。

子供を相手にする小児科医を選んだのは自分なのですから、
子供が夜中に突然具合が悪くなることや、
親が子供のために必死になって駆け込んでくるということは、
最初から分かっていることです。

その地域に小さな小児科があまりなく、
大きな病院の小児科にかからざるを得ない環境であるならば、
地域の特性として救急的な診察が増えることは、すぐにわかることです。

大事な子供の命を守るための小児科医ですから、
子供のために最善の医療を尽くさなければならないと思います。

そうやって小児科勤務を続けることで、地域の人たちから、
病院そのものへの信頼も高まると思います。

そうなれば、小児科医として病院に貢献しているということにもなり、
医師としての値打ちも認められようというものです。

子供を大事に思うことは、
地域を大事に思うことに共通していくのではないだろうかと考えています。