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下京区在住・小児科勤務~日常の日記~

小児科について

私は下京区在住・小児科勤務をしている小児科医です。
これから日常のどうでもいいようなことについて綴っていきたいと思います。
小児科医はあまり人気の無い医者だと言われています。

なぜなら小児科はまず医者の数がそもそも少ないのです。
ですから、当然この下京区に住んでいる子どもたちが病気になってしまうと
どうしても私の病院に集中してしまいます。

しかも、夜もうかうか眠れません。
子どもの病気は突発的なものが多く夜中に突然発病することもあるのです。

ですから、そのような子どもたちがいつ病院に来てもいいように
私は必ず夜はお酒を飲まないようにしています。

そして当然のことながらその病院のすぐ近くに住んでいます。
確かにしんどいことは多いですし、ものすごく忙しいです。

けっこうつらい思いもしてきましたし、辞めたいと思うこともありました。
しかし、私は決してやめようとはしませんでした。
なぜなら私はこの下京区が大好きなのです。

この町に住んでいる子どもたちが大好きなのです。
ですから私はどんなにつらくてもこの町で一生懸命小児科医を続けていくつもりです。
この前患者さんとして来てくれた女の子がいました。

ある日のこと

その子とこんな会話をしました。

女の子「先生、先生はどうしてそんなにいろんなことを知っているの。

私の病気も治してもらったし、まるで魔法使いみたい。」

私「あははは。そうかい。魔法使いとはうれしいな。でも私は魔法使いではないんだよ。
君たちが大好きだから君たちの健康を守るために一生懸命勉強してみんなを治す方法を身につけたのさ」

女の子「ふーん。じゃあ先生って頑張り屋さんなんだね。ねえ、先生はいつまでこの町にいてくれるの?」

私「いつまでって?いやあ、私はずっとこの町で頑張るよ。だって私は下京区が大好きだからね。」

女の子「ほんとうに?うれしい、私も大好きなの。じゃあ先生ずっとこの町にいてくれるんだね。約束だよ」

私「ああ、約束だ。私は絶対にこの町を離れないよ」

女の子「じゃあ、指きりゲンマンしよ」

私「ああ、オーケーだ。指きりゲンマン、ウソついたらハリセンボンのーます」

女の子「じゃあ、先生。将来私をお嫁さんにもらってくれる?」

私「はははは。お嫁さんかあ。

私はうれしいけど君がお嫁さんになれる年頃には僕はもうおじいちゃんだよ。」

女の子「それでもいいもん!私は先生と結婚するもん」

私「はは。わかった、わかった。じゃあ大人になったら結婚しよう、約束だ」

女の子「わーい、わーい」

こんなやりとりを毎日しているのです。
やっぱり子どもはかわいいですよ。

なんかお話をしていると私まで童心にかえることができますし。
こんな子どもたちを守ることが今の私の生きがいなのです。

ですから、どんなに小児科医が人気がなかろうと激務であろうと私は絶対に辞めないのです。
それがこの町の子どもたちとの約束だからです。
私はくじけそうなときは大好きな子どもたちのことを思い出して頑張っています。